少しまとめますと…

さて、数ページにわたってSpeakingについて書いてきましたが、すこしまとめてみましょう。

  • Speakingにおいて私の思う重要なファクターとその対応は次のようにまとめられます:
  • 文章構成能力:そのためにはwritingで構成能力を磨くのがとても効果的だということ。そしてその前提には十分な文法力が必要ということ。これができないとまともな文章をしゃべることはできません。書いたり文法は嫌いなので英会話だけやってまーす、というのは成り立たないという話です
  • 発声能力:構成した文章をOutputとしてしゃべる能力です。イントネーション、アクセント、発音のコンビネーションですね。そしてこれにはシャドーイングが一番効果があることをお話しました。
  • 流暢さ:ここで言う流暢さで意図したものは、英語らしい発想にもとづく言い回しや受け答えの能力、間のつなぎ方、ボディランゲージなどなどの部分です。そしてDVDを使用した映画視聴がこれに効果的であることを言いました。
  • そして英会話スクールなどで会話するのは、あくまでも上記のlearning を試す場所と考えるべきです。そして自分がまだまだであることを認識する場所です。なんとなく会話しているような気になっていても、スクールに通って外人さんとしゃべっただけでは絶対にあなたのなりたい"ぺらぺら"にはなりません。海外で暮らしうまくなった人たちも裏ではすごく勉強したという期間が必ずあるはずです。成人した後に、ただ海外にいただけですごくうまくなったという人を私は見たことがありません。
  • この話をすると一番皆さん信じないというか嫌がるのが、writingの必要性です。地味に見えるし、なかなか書く機会も無いし、書いても正しいのかどうかもチェックが必要だし、気持ちはわかります。でもこれはすごく効くとおもいます。
  • さて読み返してみて、シャドーイングの部分の説明をまだしていないことに気がつきましたので、それを次のページにて。